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フランス １００フラン金貨 有冠 １８６８年 ナポレオン３世 ＥＦ
フランス １００フラン金貨 有冠 １８６８年 ナポレオン３世（１８０８－１８７３，在位：１８５２－１８７０）ＥＦ
直径：約３９ｍｍ 重量：約３２ｇｍ 金品位：０．９０００
造幣：パリ
有冠・合計発行枚数：約９７,０００枚
伯父にナポレオン１世を持つルパン３世じゃなかったナポレオン３世は、１８４８年にフランス大統領になり、その４年後皇帝となる。パリの凱旋門を中心とする放射状に延びる大通りを企画したのはナポレオン３世だ。パリを見事な街並みに変えた功績は大きく、東京もナポレオン３世をスカウトし、ぜひとも美しくしていただきたい。
ナポレオン３世の１００フランは２種類ある。 １８５５－１８５９に発行された月桂冠のない「無冠」タイプ。 １８６２－１８７０に発行された月桂冠ありの「有冠」タイプ。
ナポレオン３世はフランスでは英雄だが、周辺諸国では侵略者。したがって当初は、他国を刺激しないよう勝者のシンボルである月桂冠を付けない無冠のコインを発行した。その後、地位が不動のものになって自信がついたのだろう、どうだ！ とばかりに「有冠」にした。
このコインはコレクターならだれでも知っているアンティーク・コインのチャンピオンだ。
大型コインの上にナポレオンは有名人だから人気が高く、近年は常に品薄。
人気が高いので、どんどん値上りする。
ネットでは７０万円以上の落札があったやに聞く。
「加治将一の部屋」での初売りの折には、頑張った値段で蔵出ししたが、もうその値では無理、安すぎるのは迷惑だと他のコイン店からお叱りを受けたほどだ。
よく売られているナポレオン３世１００フランはエッヂがすり切れ、顔もそうとうくたびれている。 較べて見ていただければわかるが、蔵出しは状態がすばらしい。それでこのお値段！ 持ってけドロボー！
「無冠」と「有冠」の２枚組セットで何枚、何十枚と持てば、将来年金がわりになってご主人様を助ける。
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